【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明…ミバエとの比較でわかった、そっと飛び立つ独特の離陸法
以下は、記事の抜粋と動画です。
伝染病を媒介し、世界で最も危険な生物とされる蚊。叩き潰してやろうと手を振り下ろした瞬間、ブーンと逃げ去ってしまう。人間の血液をたっぷりと詰め込んだ重い体で、どうやったら気づかれることなく飛び立てるのだろうか。最新の研究で、秘密の一端が明らかになった。
カリフォルニア大学バークレー校とオランダのワーヘニンゲン大学の科学者による共同チームは、高速度カメラで撮影、超スローモーションの動画を使って蚊の行動を観察した。
すると、蚊は離陸に備えて、1秒間に約600回もの速さで翅(はね)を動かし始めていることがわかった。その結果、細長い足で静かに体を宙に浮かせ、安全に飛び立つことができるのだ。こうして、人が刺されたと気づくころには、すでに逃げられているのである。
一方、ミバエは足を強く蹴って飛び上がり、よろめきながら翅をあたふたとばたつかせるため、すぐに見つかってしまうことも、この研究で明らかにされた。
この発見は事実かもしれませんが、蚊がとまっていることにヒトが気づいて、いざ叩こうとする瞬間に逃げる能力、つまり危機察知能力を別に持っているような気がします。
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