以下は、記事の抜粋と動画です。
トヨタが海外市場向けに製造販売している「Toyota Hilux 2016(トヨタ・ハイラックス)」について、スウェーデンの自動車雑誌「Teknikens Värld」が行った走行試験で不合格となったことが同誌による発表で明らかとなった。
今回、トヨタ・ハイラックが不合格となったのは、時速37マイル(約60キロ)でCの字カーブを走行させるという「Moose Test(ムース試験)」というもので、2016年度型の最新のトヨタ・ハイラックは、カーブで片輪が持ち上がる状態となり、安全性評価の観点から不合格となった。
Fordや日産などの他社のピックアップトラックについては全てムース試験をパスした。 同誌では、前回の試験から9年が経過しているのにも関わらず、トヨタ・ハイラックには進化が見られず、走行時の安定性に問題があり薦められないとしている。
ムース試験は、欧米では必須の安全性評価項目となる。そのため、ムース試験に不合格となった車種は、販売に大きな影響が生じることとなり、実際、Mercedes Aクラスも1997年にTeknikens Varldが実施したムース試験に不合格となり、この影響により改善策を講じるまで生産ラインが一時停止にまで追い込まれていた。
下の写真をみると、別の場所でのハイラックスの評価は高そうです。
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