浮気性の治療薬がついに誕生? 美女の誘惑にも動じなくなる抗生物質の存在が明らかに?

浮気性の治療薬がついに誕生!?美女の誘惑にも動じなくなる抗生物質の存在が明らかに!!
以下は、記事の抜粋です。


男性の浮気にお悩みの女性に朗報だ。男性に投与すれば、どんなに美しい女性の誘いにもなびかなくなる抗生物質の存在が、日本の早稲田大学と九州大学の研究によって明らかになった。

男性の浮気防止に効果があるとされるのは、ミノサイクリンと呼ばれる抗生物質。一般的に、ニキビやMRSA、ライム病など肌の炎症のほか、喘息の症状の治療に使用されている。

実験では、98人の男性被験者を2つのグループに分け、1つにはミノサイクリンを、もう1つには偽薬を4日間に渡り投与した。その後、美しい女性8人の写真を見せその信頼度と美人度をランク付けしてもらったところ、偽薬を飲んでいたグループは外見の美しさと信頼度が比例していたのに対し、ミノサイクリンを摂取していたグループは判断が見かけに左右されていないことがわかったとか。

研究員らによれば、男性が美しい女性に惹かれるのは「魅力的な子孫を残したい!」という希望の表れであり、ごく自然なことなのだとか。しかし、ミノサイクリンを使用すれば、美人を見たときに感じる高ぶりをおさえられ、冷静な決断ができるようになるとのこと。ただし、副作用などについては明らかになっていないので、むやみやたらに夫や彼氏にミノサイクリンを盛らないよう女性たちにはご注意いただきたい。


出展については全く書かれていませんが、ネット・サーチで以下の様なタイトルの学会発表が見つかりました。「ミノサイクリンによるハニートラップ効果の抑制: ミクログリア仮説に基づく検討」(発表をみる)。昨年11月に開催された日本社会心理学会第53回大会で発表されたものです。被験者数などが一致しているので、同じデータに基づいているのは間違いないでしょう。

上の記事には、「副作用などについては明らかになっていない」と書かれていますが、誤りです。医薬品情報によると、「ミノマイシンカプセル剤での副作用集計対象となった22,503例中、臨床検査値の変動を含む3,297件の副作用が認められた。その主なものは腹痛(3.07%)、悪心(3.04%)、食欲不振(1.88%)、胃腸障害(1.13%)等の消化器症状、眩暈感(2.85%)などであった。」と書かれています。つまり、服用者の約15%に何らかの副作用が出ています。

消化器症状の大半は、腸内細菌の死滅によるものだと思われます。お腹が気持ち悪くて、美女どころではなくなった可能性もあります。乳糖(プラセボ)だけでなく、ミクログリアに影響がないとされている他の抗生物質もコントロールに使わないと、正しい結論は得られないと思います。

コメント

  1. QA より:

    SECRET: 0
    PASS:
    4日間実薬服用し、5日目に作用が切れてから試験しています。
    副作用はありません。

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