8月に訪れた内モンゴルの風物の写真の中から、特に印象に残ったものを紹介します。
フフホトの内モンゴル博物院には恐竜の化石から遊牧民族の文物まで、6万余点の文物が収蔵されています。建物の立派さ、展示面積の広さ、入場が無料であることなどにも驚きましたが、最も驚いたのは子供のガイドです。ボランティアのガイドになるには、親が500元(約7000円)を博物院に支払って集中講習を受ける必要があるそうです。女の子はモンゴル族の歴史、男の子は恐竜などの古生物学の担当です。とても可愛く素晴らしい説明で、質問にも的確に答えてくれました。
赤峰市にはいくつかの地質公園があり、北京などの大都市から多くの観光客が来ます。地質公園の一つ青山景区というところでは、大きな岩石がいくつも地表に露出しています。そこに下の写真のようなロープウエイがあります。スキーのリフトのように簡単なもので、かなり高い所を通るのですが、下には網などはありません。足元をみるとかなり怖いです。
内モンゴルには多くのチベット仏教寺院があります。下の写真はフフホトの天量寺というお寺で撮ったものです。左は高僧(有名な人らしい)がテレビのインタビューを受けているところです。この寺には、若い坊さんも多くいるのですが、ほとんどはGパンにスニーカーで、携帯で話したりメールしたりしていました。
境内や建物の中には、チベット文字のお経が書かれた金属の筒が置かれていて、参拝者はそれを回しながら祈ります。下は、ダッシュボードにおくミニュチュアで、日光を受けると廻るありがたいものです。私も買いました。
内モンゴルの都市開発は超スピードで進んでいます。上は赤峰市内のアパート群です。2年前にはまだ建設中だったように思います。下はフフホトにあるアジア最大といわれる噴水です。大音響の中国語のポップミュージックにあわせて、噴水の色と形が変化します。噴水の向こうに建設中のビルがみえます。数えてみたら、12棟の高層ビルが同時に建設中でした。
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