ドジョウが津軽海峡を渡る?
とてもおもしろい話です。以下は、記事の抜粋です。是非、元記事の動画をご覧ください。
絶滅危惧種に指定されている「エゾホトケドジョウ」。その名のとおり、北海道を中心に生息する淡水魚ですが、なぜか津軽海峡を隔てた青森県でも見られます。
このドジョウがなぜ、海を渡ることができたのか、最新の研究で興味深い事情が見えてきました。
青森県にすむ「エゾホトケドジョウ」と北海道の同種のDNAを比較したところ、青森県のものは北海道のものとは14~18万年前に別れたことが分かったそうです。ちょうどそのころは氷河期で、北海道と青森県は陸続きだったそうです。ザリガニも同じような分布をしていて陸を伝って分布を広げたと考えられているそうです。
下の動画は、AKIRA OOYAGIという方が2011/04/15 に公開された動画です。動画の説明に、「『エゾホトケの青森県下北半島における分布と北海道産との形態比較』という報文を書きました。移入でないという結論です。http://snowmelt.exblog.jp/」と書かれています。その根拠として、「(本州の)エゾホトケです。ドジョウはひげが10本ですが(北海道の)エゾホトケは8本です。雄の黒色縦条は明瞭です。」とあります。DNA解析のように、「14~18万年前に別れた」ということは言えなくても、別の亜種であることはわかっていたようです。
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