タバコを止めるべき理由がまた1つ:頸部椎間板損傷による頸部痛にも喫煙が関連

頸部痛にも喫煙が関連
以下は、記事の抜粋です。


喫煙により頸部の椎間板が損傷される可能性があるという。椎骨の間にある椎間板は脊椎への衝撃を吸収する役割を担うが、加齢とともに水分が減少して縮小し、その変性が首の痛みを引き起こす。今回の研究では、喫煙がこの自然な摩耗をさらに悪化させることが明らかにされた。

研究グループは、182人のCTスキャンを分析。その結果、現在喫煙中の人は喫煙していない人に比べ、頸部の椎間板変性疾患(DDD)が進行していた。

これまでの研究で、喫煙と下部脊椎の椎間板変性との関連が示されていたが、頸部についても同様の関連が示されたのは今回が初めて。Leavitt氏によると、喫煙により、脊椎椎間板に必要な栄養を送るための血管が損傷されるという。


上の記事は学会発表に基づいて書かれていますので、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされますが、喫煙による椎間板への血液供給の低下が椎間板の損傷を促進することは十分に考えられます。

政府も、タバコ栽培農家の自民党支持票のために、国民の健康を犠牲にするのを早くやめて、先進国並みの強いタバコ規制策を打ち出して欲しいと思います。

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