「日本発の革新的ながん治療薬」「インフルエンザに対する万能ワクチン」―どれもできないでしょう

政府 日本発の革新的ながん治療薬を
以下は、記事の抜粋です。


政府の健康・医療戦略推進本部は、いわゆる「日本版NIH」の体制が来年4月に整うのを前に、総理大臣官邸で会合を開きました。

この中で、本部長を務める安倍総理大臣は「国民がさらに、健康で長生きできる社会を実現することは、安倍内閣の成長戦略の柱だ。がんの克服に向けた治療法の確立や、世界最先端の再生医療の提供を力強く推進していく」と述べました。

そして、会合では健康・医療戦略を決定し、日本発の革新的ながん治療薬を創り出すため、5年以内に10種類以上の薬の治験を始めるほか、2020年ごろまでにiPS細胞の技術を活用した新しい治療薬の臨床応用を始め、2030年までにインフルエンザに対する万能ワクチンの開発を目指すなどとしています。


ある程度の医学知識があるヒトなら、これらのお題目が空しく聞こえるはずです。特に、政府の推進本部に関わるようなエライ学者なら、ものすごく空しく聞こえるか、政治家の言っていることをバカにしているはずです。それでも、何も言えないところが辛いところなんでしょう。

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