安倍元首相、絶好“腸”出馬!「新薬」で万全?

安倍元首相、絶好“腸”出馬!「新薬」で万全

明後日9月26日は、自民党の総裁選です。以下は、記事の抜粋です。


自民党の安倍晋三元首相(57)は9月12日、党本部で記者会見し、「国難に立ち向かいたい」と述べ、総裁選に立候補を表明した。

出馬会見で安倍氏は「全身をなげうって同志の声に応える決断をした。日本人の命を断固として守ると宣言する。国難に立ち向かいたい」と決意を示した。そして、2007年9月12日、体調不良を理由に内閣を退陣したことに「病気のためとはいえ、突然、辞する結果になり、国民、党員に心からおわび申し上げる」と陳謝した。後の検査で判明した病名は潰瘍性大腸炎だった。

この2年間で、持病であった難病に対する画期的な新薬もできた。いまは心身ともにいたって健康だ」と話した。さらに12日夕に開いたスポーツ紙限定の記者会見では「内視鏡でみると、潰瘍は2回の検査を経てなくなっている。自分の腸はこんなにきれいだったんだ。場合によっては情報(内視鏡画像)公開してもいい」と今回は(!?)十分に首相を務められることを強調した。


辞任当時の体調不良の原因が潰瘍性大腸炎だったとは知りませんでした。多くの記事では、「画期的な新薬」で治ったとは書かれていますが、薬の名前は書かれていません。下の記事は、それはアサコール®だと書かれています。

出馬安倍元首相「復活」の秘密 2年前発売の特効薬が劇的に効いた

以下は、記事の抜粋です。


安倍氏は潰瘍性大腸炎を10歳代半ばに発症。以来、腹痛や下痢に悩まされてきたようだ。首相辞任のころには頻繁に便意をもよおし、トイレに駆け込むほど悪化していて、国会答弁を満足にこなせないくらい、ひどかった。

そんな安倍氏が元気を取り戻し、総裁選に出馬できるまでに病状が回復した背景には、「2年前に特効薬が発売された」ことがある。

その特効薬が、ゼリア新薬工業が2009年12月に発売した「アサコール」だ。大腸で成分(メサラジン)が溶ける薬剤。安倍氏が「特効薬」というだけあってか、ゼリア新薬工業は「(売れ行きが)伸びていることは確かです」と話している。


「アサコール錠400mg」(一般名:メサラジン)の適応は「潰瘍性大腸炎(重症を除く)」です。なお、潰瘍性大腸炎に適応を持つメサラジン(5-アミノサリチル酸:5-ASA)製剤としては、1996年に発売されたペンタサ®などがあります。アサコールもペンタサも下部の腸管で溶けるようにDDSを工夫した腸溶剤です。

「画期的な新薬」と聞いたとき、抗TNFα製剤かなと思ったのですが、意外に古い薬でした。まあ、政治家の言うことですので、、、

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