ナイキ厚底マラソンシューズを国際陸連が調査へ 規制の可能性も

ナイキ厚底マラソンシューズを国際陸連が調査へ 規制の可能性も 欧米メディア報道
昨日とりあげたナイキの厚底マラソンシューズですが、昨年の10月19日の記事で「規制の可能性」が取り上げられていました。以下は、記事の抜粋です。


男子マラソンで初めて2時間切りとなる1時間59分40秒をマークしたエリウド・キプチョゲ、16年ぶりの女子マラソン世界記録(2時間14分4秒)をマークしたブリジット・コスゲイらが履くナイキのマラソンシューズについて、国際陸上連盟(IAAF)が調査に乗り出すことが分かった。10月19日までに欧米主要メディアが一斉に報じている。

ESPNは「キプチョゲ、コスゲイの偉業によりシューズテクノロジーへの懸念が高まっている」と見出しで報じ、「より厳しい規則に繋がる可能性がある」と規制に発展する可能性に触れた。BBCによると、ナイキを使用していないアスリートグループがIAAFに対して不満を訴え、IAAF内で問題を検討するためのワーキンググループが設立されたという。両メディアともIAAFの「いくつかの技術がスポーツの価値とは相容れないサポートをアスリートに提供しているのは明らかだ。IAAFの課題は新技術の開発と使用の促進と、普遍性、公平性の維持との間で適切なバランスの技術的ルールを見出すこと」というコメントを掲載した。

ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズは、「軽さ」と「クッション性」の両立のため、ミッドソールに航空宇宙産業で使う特殊素材に由来するフォームを採用、「推進力」をつけるため、特殊素材の間に反発力のあるスプーン状のカーボンプレートを挟み込むなどの技術が詰め込まれており、使用した選手は近年の主要国際マラソンの上位を独占してきている。先日、日本で行われた東京五輪代表選考会のMGCでも男子上位3選手は同シューズを履くなど、マラソン界を席巻しているといっても過言ではないシューズだ。

IAAFのルールによれば「競技に使用されるシューズはすべてのランナーが合理的に利用可能でなければならず、不公平なサポートや利点が提供するものであってはいけない」となっている。


ランニングシューズを厚底にしてそこに弾力を持たせてスピードアップするという発想がこれまでなかったのが不思議なくらいです。これからどんどん改造がエスカレートする可能性もあります。やっぱり規制するのか?という感じです。

しかし、これは健康には良さそうです。昨日書いたように、間違いなく貧血にも優しいし、おそらく膝や足首へのダメージも少なそうです。もう少し安くなれば、市民ランナーにはお勧めです。あと、もし規制されることになったらそれまでの記録はどうなるのでしょうか?

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