世界最速のアリ、1秒間で体長の約108倍の距離を走る!

爆速でサハラ砂漠を走るアリ、謎を解明
以下は、記事の抜粋と動画です。


サハラギンアリ(Cataglyphis bombycina, silver desert ant)は、きらめく極小のミサイルのようだ。焼けつく砂漠で輝きを放ちながら、暑さに倒れた動物を探して駆け回る。その足の速さは、昆虫全体で見てもトップクラスだ。

チュニジア、ドゥーズの灼熱の砂漠で行われた最近の実験で、サハラギンアリは、秒速およそ85センチという記録をたたき出した。1秒間で体長の約108倍もの距離を移動したことになる。人間の大きさに当てはめると、なんと時速640キロ以上に相当する。


身体が銀色に光る、気温60度の中で働く、1秒間に50歩進むなどの能力が、DNAの変化だけでこのアリのものになったということを考えると、生物の進化というのは本当にスゴイと思います。一方、カブトガニは、恐竜が生きていた約1億5千万年前のジュラ紀からほとんど進化をせずに生き残っていますが、ヒトのせいで絶滅の危機にあります。

現代のヒトは環境に適応して進化することを止め、環境を変えて生き続けようとしています。ここ20万年ぐらいは何とか絶滅せずに来れましたが、今後はどうなるのでしょう?

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