お知らせ

神戸大学から3月18日に「お知らせ」が出ていました。

この中の「遺伝子組換え実験に関する教員の懲戒処分について」に、「(2) 処分理由概要」と「2の (2)『処分理由概要』の補足」とがあります。「補足」のタイトルはなぜか太字で、処分は「補足」の内容を強く反映しているようです。処分に興味のある方は、ぜひこの「2の (2)『処分理由概要』の補足」をお読みください。

あくまで、私の意見ですが、この「補足」は、感情的かつ非論理的です。客観的に見ても、事実や証拠に基づく判断は少ないです。例えば、録音証拠と違うことを私が答えたとしています。

野上学長は、2008年5月10日の学長声明において、「たとえ一研究室であってもこうした事態が起きましたことは大変遺憾なこと」と私の研究室だけで拡散防止措置違反があり、「他の研究室においては適切な方法で実験が遂行されていると判断できました」と報告されました。昨日の本ブログ記事を見ればこれが嘘であることがわかります。「お知らせ」「学長談話」も同じです。

「補足」の中には、「これらの事実は、 拡散防止義務違反の事実及びそれに対する自己の責任の隠蔽又は回避と認定さるべき行為である。」、「極めて長期にわたる拡散防止義務違反の事実を隠蔽するものである。」、「拡散防止義務違反の事実を可能な限り矮小化しそれについての自己の責任を極小化しようとする心理に駆られていた」などの表現があります。私には、これらの文中の「自己」は、「学長」あるいは「遺伝子組換え実験を行っていた調査委員会委員」に見えます。

Aさんから薦められた本です。手遅れかも知れないですが注文しました。

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