尊厳死、韓国で選択可能に

尊厳死、韓国できょうから選択可能に
以下は、記事の抜粋です。


10月23日から韓国の選ばれた医療機関で、(患者の意思によって)臨終を迎える患者に対する心肺蘇生法などの延命治療を拒否したり、中止したりすることができるようになる。無意味な延命治療に苦しむのではなく、「尊厳死」を選択できるようになるのだ。

保健福祉部(省に相当)は22日、患者の意思により延命治療を中止できる「延命治療決定法試験事業」を来年1月15日まで実施し、来年2月からは本格的に施行することを明らかにした。

中止できる延命治療は「心肺蘇生法、人工呼吸器着用、血液透析・抗がん剤投与の医学的施術」。延命治療を中止しても痛み緩和のための医療行為や栄養分供給・水の供給・酸素の単純供給は停止できない。末期がん患者だけでなく、病気や事故により臨終期に入ったすべての患者に適用される。

延命治療決定法では、担当医師と該当分野の専門医1名から臨終過程にあると医学的判断を受けた患者が延命治療を受けないという決定、あるいは中止を決定できるよう規定している。


日本には尊厳死に関する法律がありません。2007年に作られた厚生労働省による終末期医療の決定プロセスに関するガイドラインという指針があるだけです。

ということは、患者がどんなに延命治療の中止を望んでも中止されない可能性があります。また、延命治療を中止した医師が刑事罰などの法的責任を問われる可能性もあります。

スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州では、延命治療を止める尊厳死だけではなく、積極的に死期を早める安楽死も合法です。

今回、平均寿命や医療環境だけではなく、儒教的思想背景や倫理観も近い韓国で尊厳死が合法化されたことは、日本での法整備に影響を与えるかもしれません。

コメント

  1. 「今回、平均寿命や医療環境だけではなく、
    儒教的思想背景や倫理観も近い韓国で尊厳死が合法化されたことは、
    日本での法整備に影響を与えるかもしれません」か?

    日本には、
    道教が根ざしているので、そもそも
    (1)ある種の「延命治療」の強要を受容させる「セルフネグレクト強要の受容」も、
    (2)ある種の「延命治療」の強要を拒否することを「尊厳死」ということにする「なんちゃって哲学」
    いずれも受け入れられない可能性が高いと思いました。

    どうでしょうね?

  2. 道教に関連して補足です。

    半島の人は、どんな汚い手を使っても
    成り上がろうとする人が(性別によらず)極めて多い点で
    日本人と全然、違います。

    https://twitter.com/franoma/status/924108150545858560
    『人生、浮き沈みが激しくありませんか?』
    「成り上りもせず、
    成り下がりもせず…
    というのが道教の極意」と、かつて(←2017年10月21日 12:01:35)
    https://ameblo.jp/tao-4zen239/entry-12321280898.html
    にコメントできました。#アメブロ さん、ありがとうございます。via @ameba_official
    11:58 AM – 28 Oct 2017

タイトルとURLをコピーしました