「ニコチン」が真犯人か~「加熱式タバコ」にも「肺がん」リスク

「ニコチン」が真犯人か~「加熱式タバコ」にも「肺がん」リスク
以下は、記事の抜粋です。


タバコを吸うと肺がんにかかりやすくなるというのは今や常識だが、有害物質の低減をタバコ会社がPRしているアイコスやプルーム・テックなどの加熱式タバコはどうだろう。最新の研究によれば、加熱式タバコにも入っているニコチンが、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を引き起こす犯人かもしれないことがわかってきた。

ヒトゲノム計画が終わって以降、その成果から行われているゲノム解析研究により、遺伝子と疾患の様々な関係がわかってきた。

タバコに関連した病気は多いが、タバコは肺がんやCOPDの発症にも強い影響を与える。前述したゲノム解析研究により、肺がんとCOPDが、ニコチン性アセチルコリン受容体に関連した領域の遺伝子群と関連することがわかってきた。

この受容体の遺伝子にタバコがどう作用するのかも次第に明らかになってきている。当初はニコチンの強い依存性によって、タバコに含まれる発がん物質に曝露され、その結果として肺がんなどにかかりやすくなると考えられてきた。だが、タバコ製品に入っているニコチンもまた受容体遺伝子に対してメチル化という後天的な変化をさせるようだ。

タバコに含まれる発がん性物質は、依存性の強いニコチンによって継続的に体内に摂取されるようになる。一方、ニコチン自体にも毒性があり、これらの発がん性物質とニコチンが相まって、がんによる死者の約30%がタバコによるものという原因になっているというわけだ。

電子タバコについての最近の研究によれば、電子タバコの機構としてニコチンがエアロゾル化し、エアロゾル化したニコチンを吸い込んだ場合、肺や心臓、膀胱のDNA修復機能を行う酵素の働きを損なうことがあるようだ。さらに、ニコチンとその代謝物であるNNNは、細胞レベルの実験で遺伝子の変異や腫瘍の形成への転換を促進させることもわかっている。そして、そこにも遺伝子のメチル化が作用していると考えられている。

以上をまとめれば、タバコが止められなくなり、長期にわたって有害物質を体内に摂取し続けるのはニコチンの強い依存性のせいであることが大きい。これまでタバコ特有の有害物質が病気を引き起こすと考えられてきたが、さらに加えてニコチンにも発がん性を含めた強い有害性があり、そのメカニズムも次第にわかってきている。

電子タバコのエアロゾル自体にも害があるという報告もあり、微細な粒子そのものが健康に悪影響を与えている危険性が高い。

さらに、加熱式タバコにもニコチンは大量に含まれていて、加熱式タバコへの依存を強めている。ニコチンの有害性だけを考えても、すぐに吸うのを止めたほうがいいということだ。


ニコチンの猛烈に強い依存性だけでもヤバいのに、ニコチン自信に毒性や発がん性があり、電子タバコのエアロゾルも有害だという話です。JTやタバコ農家の方には申し訳ないですが、タバコは地球上から抹殺すべき嗜好品だと思います。

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