Equal Pay For Equal Play

ワールドカップ決勝後のサポーターによる「ある言葉」の大合唱、その胸アツな理由とは?
以下は、記事の抜粋です。


FIFA女子ワールドカップ2019でのアメリカ合衆国女子代表の優勝が決まった直後、試合会場ではサポーターたちがある言葉を一斉に叫び、大合唱となった。

試合が終わったあとのフィールドに向かって、アメリカ合衆国女子代表を支持するために叫んでいるフレーズは、「Equal Pay!(平等な賃金を!)」。


じつはアメリカ女子サッカー代表の全選手28名は、ワールドカップが始まる前の2019年3月8日に、アメリカサッカー連盟を相手取って性差別訴訟を起こした。

米New York Timesによると、今回の女子ワールドカップの賞金は約3億3,000万円。しかし2018年に行なわれた男子ワールドカップでは、約44億が支払われた。

アメリカのサッカー界の収入において、2016年から2018年で女子サッカーは約56億円の収入を得たのに対し、男子サッカーは約55億円であり、女子サッカーのほうが収益を上げていたことが米The Wall Street Journalの調査によって発覚した。また、国際試合であるワールドカップを開催するFIFAはパッケージで放映権を売っているため、イベントの収益で男女の差はないと英BBCが伝えている。

さらには、作家のカシム・ラッシードは、ワールドカップとオリンピックで合わせて8回優勝している女子サッカーチームが、1度も優勝したことのない男子チームと同じ賃金を求めていることは理解できないと話し、アメリカ男子サッカーチームよりも成績を残している女子チームのほうがより高い報酬をもらうべきだと主張。アメリカ最年少下院議員であるアレクサンドリア・オカシオ・コルテスは、女子チームは少なくとも男子チームの2倍の報酬をもらうべきだと話した。


トランプ米大統領は6月26日、アメリカ代表のラピノー選手が優勝してもホワイトハウスを表敬訪問しないと話したことに猛反発し「語る前に、まず優勝すべきだ! 仕事をやり遂げろ!」とツイッターで攻撃したことを以前の記事で紹介しました(記事をみる)。

アメリカ代表は優勝しただけではなく、ラピノー選手はMVPと得点王のタイトルを獲得しました。インタビューでの対応もとても大人だと思いました。日本の女子サッカー選手の待遇も悪そうですが、改善するためには、いろいろな意味でもっともっと強くなる必要があると思います。

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