対韓輸出規制は、愚策 or not?

対韓輸出規制は、なぜ愚策なのか
以下は、記事の抜粋です。


日本政府が、半導体製造に使われる化学製品の韓国向け輸出手続きを厳格化すると発表しました。この日本政府の措置は、長期的にはブーメラン効果で日本企業に痛みを強いる愚策です。

今回の措置には多くの問題点があります。整理すると▽自由貿易を主張してきた日本の国際的信頼の低下▽国際的な半導体供給への悪影響▽大口顧客である韓国企業への輸出が減る日本企業の被害▽韓国が代替品の調達・開発を進め、結果的に日本企業の国際競争力が損なわれるだろうこと――があります。

韓国がすぐにギブアップして、なおかつ安心して日本製品に再び依存するという選択をするなら、大きな悪影響は出ないかもしれません。でも、そんな展開を期待するのは無理でしょう。

日本が今から措置を撤回すると言っても、事態は変わりません。「いつまたやるか分からない」という不信感を植えつけた以上、韓国側が対策を進めるからです。経産省の知人は「日本企業の圧倒的シェアは、世界が日本企業への依存に安心しているからにすぎない。諸外国が日本の措置に不安を覚えれば、日本以外のメーカーが増産することになりかねない」と話していました。

徴用工問題の深刻さを認識していない点で、韓国政府には大きな問題があります。でも、今回の利害得失を考えてみると、日本にメリットはほとんどないように思えます。不思議なのは、なぜこんなに簡単な計算を安倍政権がしなかったのだろうかということです。本当に、どうしてなのでしょうか。


菅官房長官は「対抗措置ではない」と言っているそうですが、徴用工問題で具体的な対応を取らない韓国政府に対する事実上の対抗措置だとすると、本当に愚策のようにみえます。

一方で、誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」という記事もあります。韓国に対して新たに「輸出規制を発動」するものではく、韓国向けの輸出について、2004年から特別に優遇して簡略化していた手続きを、2003年までの普通の手続きに戻すものだ、という主張です。

結局、韓国への輸出が減れば愚策、減らなければそうではないという判断になると思いますが、韓国の反発はあるだろうし、輸出もある程度は減るだろうと思います。それが、日本の経済にネガティブな影響を与えないことを祈ります。

“投資の神様”が日本株をすべて売った理由」がまた一つ増えたような気がします。なぜか、高橋真梨子の「あなたの空を翔びたい」を思い出しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする