ノルウェー人女性が狂犬病で死亡、旅先のフィリピンで助けた子犬にかまれる

ノルウェー人女性が狂犬病で死亡、旅先のフィリピンで助けた子犬にかまれる
以下は、記事の抜粋です。


休暇で訪れていたフィリピンで、24歳のノルウェー人女性が助けた子犬にかまれ、狂犬病により今週亡くなった。遺族が5月9日夜に明らかにした。

ノルウェーの病院に勤務していたビルギッタ・カレスタッド(Birgitte Kallestad)さんは2月、友人たちと休暇で訪れていたフィリピンでオートバイに乗っていた際、道端で「寄る辺のない」子犬を発見。

遺族は、「ビルギッタは子犬をかごの中に入れて連れ帰った。体を洗ってあげ、世話をすると、うれしいことに子犬は回復し始めた。滞在先のリゾート施設の庭で子犬と一緒に遊んでいた」と説明。「その後しばらくすると、子犬は他の子犬がそうするように、ビルギッタたちをかもうとし始め、一緒に遊んでいる最中に彼女たちの指をかんだ」と述べた。

カレスタッドさんは帰国後、体調を崩し、自身が勤める病院で集中治療を受けた。だが5月「6日夜、この病院でカレスタッドさんは息を引き取ったという。

遺族によると、カレスタッドさんと友人らのグループは誰も狂犬病の予防ワクチンを接種していなかった。遺族はまた、「私たちの愛するビルギッタは動物が大好きだった。私たちが恐れていることは、ビルギッタのような優しい心を持つ人に、こうしたことが起こり得ることだ」と話している。

ノルウェー公衆衛生研究所によると、ノルウェー本国で人間が狂犬病に感染した最後の記録は1815年にさかのぼり、動物への感染例は1826年が最後だという。一方、WHOによると、世界中で少なくとも毎年5万9000人が狂犬病で死亡しているという。


日本でも、私が子供の頃は河原などでは野良犬がウロウロして、家で飼っている犬も大半は雑種でした。私が教員になった頃の医学部の学生実習でも保健所からもらってきたイヌを使って、血圧の実習などをしていました。もちろん、狂犬病の予防接種もポピュラーでした。東南アジアのいくつかの国、例えば上の記事に出てくるフィリピンや観光地として多くの日本人が訪れるネパールなどでは同じように野良犬がウロウロしています。

ところが、今の日本では、野良犬はほとんど見かけることがなく、飼い犬もほとんどはペットショップで買ってきた純血種です。狂犬病の心配はほとんどありません。

ノルウェーのビルギッタさんにおこった悲劇は、動物好きの日本人が野良犬がウロウロしている国を訪れた場合に誰にでもおこり得ることです。可愛く見えても野良犬には近づかないようにしましょう。

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