サプリを摂取しても長生きの効果はない

Dietary Supplement Use Not Linked to Mortality Benefits
Excess calcium intake may increase risk for cancer death; link related to supplemental calcium intake
以下は、記事の抜粋です。


サプリメントを摂取しても、長生きの効果はないという結果が報告された。

この研究は、過去30日間のサプリメントの使用状況に関するアンケートに回答した米国成人3万899人を対象とした。

Excess calcium intake correlated with elevated cancer death risk (above versus at or below the tolerable upper intake level: multivariable adjusted rate ratio, 1.62); the correlation seemed to be related to calcium intake from supplements (≥1,000 mg/day versus no use: multivariable-adjusted rate ratio, 1.53).

“The potential risks and benefits of dietary supplement use for health need to be further evaluated in future studies,” the authors write.

One author disclosed financial ties to the pharmaceutical industry.

中央値で6.1年追跡した結果、3,613 件の死亡の中、心血管疾によるものが945件、がんによるものが805件であった。サプリメントの常用と死亡率との間には関連は見られなかった。一方、ビタミンAとビタミンK、マグネシウム、亜鉛、銅の適度な摂取は、全死亡率または心疾患や脳卒中などの心血管疾患による死亡率の低下と関連があった。しかし、これらのリスク低減効果は、栄養素をサプリメントではなく食品から摂取した場合に限られていた。

さらに、カルシウムの過剰摂取は、がんによる死亡リスクの増加と関連していた。こうした死亡リスクの増加は、サプリメントからの摂取(1,000mg/日以上)によるものと考えらえた。


元論文のタイトルは、”Association Among Dietary Supplement Use, Nutrient Intake, and Mortality Among U.S. Adults: A Cohort Study”です(論文をみる)。

結局、サプリが必要なのは「ビタミンXX欠乏症」がはっきりしているヒトや極端なベジタリアンに限られると思います。それ以外のヒトがサプリを摂取するのは百害あって一利なしだと言えるでしょう。

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