福生病院の透析中止問題 日本透析医学会がガイドライン策定へ

福生病院の透析中止問題 日本透析医学会がガイドライン策定へ
以下は、記事の抜粋です。


昨年8月、東京都福生市の公立福生病院で44歳(当時)の女性腎臓病患者が人工透析の中止により死亡した問題で、日本透析医学会(理事長:中元秀友 埼玉医大教授)は3月25日、同学会が設置した調査委員会の調査状況と今後の予定を公表した。

同委員会は今月15日に同病院に対して行った実地調査の結果などをもとに内部協議を進め、5月中に学会としての声明を発表することを明らかにした。

また、同学会が2014年に公表した「維持血液透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」について、今後はガイドラインとして「終末期でない患者さんの意思決定プロセスなどを追加して改訂する時期に来ていると判断」したとして、透析中止に関する新たなガイドラインを年内に策定することも併せて公表した。

透析患者のみなさま、一般の方々、医療者および報道の方々へ
(一般社団法人日本透析医学会)
https://www.jsdt.or.jp/info/2519.html


上の記事には書かれていませんが、透析学会は以下のように書いています。


現在までの議論で、日本透析医学会の考えとして「透析を行っている患者さんは終末期には含まないこと」を確認しています。しかしながら患者さんの状態は、透析に伴う合併症等を含めて個々に判断して行く事が重要です。それらを踏まえて、現在問題となった事例を慎重に検討している段階です。報道の皆様方もその点を踏まえて、慎重な報道を御願いいたします。


毎日新聞をはじめとする多くのメディアやその尻馬にのった似非科学者などが、福生病院の医師たちを「人殺し」のように書いてきましたが、メディアなどが非難のよりどころにしていた「維持血液透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」が、現状に合わないものであること、加えて、終末期でなくても透析を中止する場合があることを学会も認めたということだと思います。作成されるというガイドラインを待ちましょう。

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