「高校野球が悪というか……」

筒香嘉智が語った、少年野球における「母親の問題」と「お茶当番」
これで、高校野球が変わらなければ、野球というスポーツは終わりだと思います。以下は、記事で高校野球に触れた部分だけの抜粋です。是非、他の部分もお読みください。


また高校野球についても「高校野球は教育の場と言われているが、高校生が甲子園でやっていることは部活動。昨年、球数の問題が出たが、本当に子供のためになっているのか」と踏み込んだ発言をしている。

球数制限をすれば「野球が面白くなくなる」、相手投手に多くの球を投げさせる“待球作戦”が出るという意見にも「大人が中心になるのではなく、子供の将来を考えてあげることが一番」と反論した上で、高校野球のあり方にもこう踏み込んだ意見を語った。

「高校の部活に大きなお金が動いたり、教育の場と言いながらドラマのようなことを作ったりすることもある。新聞社が高校野球を主催しているので……。(メディアの側にも)子供たちにとって良くないと思っている方がたくさんいると思う。高校野球が悪というか、全てを否定しているわけではないですが、子供たちのためになっていないという思いを(メディアが)なかなか伝えきれていないのが現状だと思います」


この記事が取材された記者会見は、2019年1月25日に開かれました。

この記者会見直前の1月16日、日本高野連は1月16日の定例会合で、昨夏の甲子園でも活躍した高知商業硬式野球部の3年生が、昨年12月に行われた同校ダンス同好会の発表会の舞台に、ユニフォーム姿で上がったことが「日本学生野球憲章」に抵触する可能性があるとして、同校の野球部長を「有期の謹慎処分」とする処分案を決定しました。ダンス発表会で500円の入場料を取っていたことが「商業的に利用した」ことになり、以下の憲章に違反する可能性があるというのです。

日本学生野球憲章
第2条(学生野球の基本原理)④学生野球は、学生野球、野球部または部員を政治的あるいは商業的に利用しない。

ダンス部がチアリーダーとして甲子園出場時に応援に来てくれたお返しに、卒業を控えた3年生の部員が出演したそうです。とても良い話です。500円の入場料の大半は、会場費や設営費にあてられ、商業の教育にもならないぐらいの儲けだったはずです。この理屈なら、高校野球が開催される甲子園球場への入場料をとるのも、憲章違反になるような気がします。

日本高野連は、新潟県高野連が今春から導入しようとしてる「球数制限」の問題では、「高校野球特別規則に載っていない」ことや、「事前に連絡がなかった」ことを問題視して待ったをかけようとしているそうです。結局、今の日本高野連には筒香選手が主張する「プレイヤーズ・ファースト」という考えは受け入れられないでしょう。やはり、今の「高校野球は悪」だと思います。

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