フェイクファーは本当に地球にやさしいのか?

本物の毛皮の代替として誕生したフェイクファーは本当に地球にやさしいのか?
あまり深く考えたことがなかった問題でしたので、興味深く読みました。以下は、記事の抜粋です。


動物の毛皮は防寒の為、古くから寒い地域の人々に使用されていた。だが、毛皮をとるだけの目的で多くの動物たちが劣悪な環境で飼育され、殺されていくことに対して反対運動が巻き起こった。

以来、毛皮の是非にまつわる議論は長きに渡って続いており、毛皮の代わりにフェイクファーに切り替えているブランドがある。だが、地球環境保全の観点から見るとどうだろう?

毛皮産業のロビー団体は、フェイクファーは持続可能性に劣ると主張している。その原材料が再生不能で、生分解されるまでに数世紀もかかるアクリルであるからだ。

こうした意見を支持する研究も現れ始めている。たとえば、合成繊維を洗ったときに極小のプラスチック粒子であるマイクロファイバーが生じ、これが環境に紛れ込んでいると指摘する研究者がいる。

合成繊維の服を洗濯すると、マイクロファイバー1174ミリグラムが放出されると伝えている。それは水処理場のフィルターでは濾過されないため、湖や川に流れ込み、水生生物の体内に入ってしまう。

動物を守るために生み出されたフェイクファーが、実は別の動物を傷つけるという皮肉な結果になる可能性もあるのだ。

だが毛皮の製造プロセスも環境負荷が大きい。たとえば、数千ものミンクを育てる飼育施設1ヶ所からは大量の二酸化炭素が生じるし、肥料が湖や川へ流入することもある。また皮の処理には有害な化学物質が使用されており、さらに野生動物を捕らえるための罠が、対象ではない動物を傷つけている点も指摘される。


こういう議論が盛んになれば、「地球に優しいフェイクファー」が登場する日は近いかもしれません。毛皮の製造プロセスはもう改善しないのでしょうか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする