なぜ世界中の都市に多くのハトがいるのか?

なぜ世界中の都市に大量の「ハト」が生息しているのか?
以下は、記事の抜粋です。


世界中には4億羽ものハトが生息しているとされており、そのほとんどが都市部に暮らしています。フォーダム大学のエリザベス・カーレン氏によれば、人々が住む都市はハトにとっても非常に生息しやすい環境であるとのこと。

ハトが都市に適応したのは建物だけでなく、ハトの食性にも理由があるとのこと。多くの鳥類は果物や虫といった特定の食材を好む傾向がありますが、ハトは人間が捨てるような食べ物のゴミであれば何でも食べることができます。他の鳥が特定の食べ物専門であるとすれば、ハトは究極のオールラウンダーで、都市部でハトが飢えるような状況は想像しにくいとしました。

また、ハトがヒナを育てる時に与えるのはどこかから捕獲してきた食料ではなく、親のハトが食べた食料を柔らかくして吐き戻したピジョン・ミルクという液体です。ピジョン・ミルクにできる食料さえ親が食べられれば、ヒナが飢えることはありません。

これらの形質は都市で住むためにとても有利であり、他の鳥類よりも格段に優れています。また、ハトは1年間に10羽ものヒナを産むことも可能であり、生存に有利な形質と多産な種であるという利点が合わさり、ここまで都市で繁殖するようになったとのこと。

ハトのオシッコには金属の腐食を促進する作用があるほか、フンの中で細菌が繁殖してクリプトコッカス症などの病気を引き起こすこともあるため、ハトは「翼のあるネズミ」と呼ばれて問題視されることもあります。フン害による景観の被害が問題になることも多く、ハトが住み着くことで町をきれいに保つためのコストも跳ね上がります。それでも、ハトは都市に住む人々にとって日常的に観察できる数少ない野生生物であり、環境に完璧に適応したハトから学べることは少なくないと、などの利点もあるかもしれない。


都市には天敵となる猛禽類やヘビが少ない事やヒトがエサを与えることも原因かもしれません。上の記事によると、もともとは食用の鳥として飼われ始めたそうです。もう一度食用にするのはどうでしょうか?下の写真は中国のレストランなどで出される「鳩のスープ」です。

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