カッコウのように托卵するナマズ

他の魚に口の中で子育てをさせるナマズ:托卵するカッコウナマズと、されるシクリッドの攻防が明らかに
童謡では可愛く歌われているカッコウなどのホトトギス科の鳥(カッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ)は、どの種も自分で巣を作らず他の鳥の巣にその卵を産みつけて育ててもらう托卵をします。育ての親を仮親と言います。

これらの鳥は、仮親が卵を産み始めるとその巣から卵の一つをくわえ出し、自分の卵を一つ産み落とします。この卵は仮親の卵より早くヒナになり、他の卵を全部巣外に押し出してしまうため、仮親はこのヒナを自分のヒナとして育てます。カッコウの仮親として知られているのは、モズ、ホオジロ、ウグイスなどの見かけがカッコウに似た鳥です。

下の動画で紹介されている、アフリカのタンガニーカ湖にすむナマズの一種は、口の中で稚魚を育てるマウスブルーダー (mouthbrooder)とよばれる魚に托卵することが紹介されています。ナマズのメスが仮親の卵のそばに産みつける卵の数は多く、それらが仮親の口の中で、仮親の子供よりも先に孵化して、仮親の子供を全部食べてしまい、仮親はそれと知らずにナマズの子を育てるという、ホラー映画のようなことがおこります。

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