フィリップモリス社の電子タバコiQOS(アイコス)は、米国で販売が許可されていない。その市場の9割を日本が占めている!!

日本ではほとんど話題になりませんが、5月31日は、世界保健機関(WHO)が禁煙を推進するために制定した記念日「世界禁煙デー」です。
iQOS(アイコス)ファン9割は日本人~フィリップモリス「受動喫煙ほとんどない」と発表
以下は、記事の抜粋です。


「I Quit Ordinary Smoking」という言い回しを、何と訳し、どんな感慨を述べるだろうか。「私は通常の喫煙をやめる」――。実はこれこそが今や「電子/加熱式新型タバコ」の代名詞である「IQCO(アイコス、フィリップモリスジャパン社)」の語源、その頭文字からの命名というわけなのだ。

そのフィリップモリス社が、先日開かれた都内での会見で、「iQOSを使用しても非喫煙者への受動喫煙被害はほとんどない」との自社臨床試験結果を公表した。

しかし、ちょっと待ってほしい。であるならば、なぜいまだに生まれ故郷の米国内では販売が許可されないのだろうか? iQOSは、世界約30カ国で販売されてるが、その市場の「9割を日本が占めている」という現実を、いったいどれだけのiQOS喫煙者がご存じだろう?

政府は3月9日、受動喫煙対策を強化する「健康増進法改正案」を国会に提出し、成立を目ざした。しかし迷走気味である「働き方改革」の審議優先のため、会期延長がないかぎり今国会成立は困難になってきた。

来たる5月31日は何の日か? そう、毎年5月31日は世界保健機関(WHO)が制定した「世界禁煙デー」である。

「Ban tobacco advertising, promotion and sponsoship(タバコの宣伝、販売促進、スポンサー活動を禁止しよう)」これは2013年の世界禁煙デーに際し、WHOが掲げたテーマだった。日本では、そのテーマを踏襲することなく、「タバコによる健康影響を正しく理解しよう」という何とも抽象的なオリジナル標語に差し替え、タバコ業界に対する忖度が囁かれた。

それから今年で5年の歳月を数えるが、いったい何歩、当時のWHO理念に近づけたのだろうか? 市場規模にして9割のiQOS喫煙者が存在するこの国は……。


IQOSや日本のJTが売っているPloomTECH(プルームテック)は非燃焼・加熱式タバコのひとつで、葉タバコを直接加熱し、ニコチンを含むエアロゾルを発生させ吸引するタイプです。

上の記事にも書かれていますが、アメリカでは FDAが、非燃焼・加熱式タバコについては、充分な安全性が確保されていないとして、認可されていません。実際のところは、病気が発生するのに時間がかかるため、新型タバコによって健康被害がもたらされるかどうかについては、現時点ではまだわかりません。

しかし、非燃焼・加熱式タバコ の見えない煙の中に、燃焼式タバコとほぼ同レベルのニコチンやホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれています。また、加熱によりニコチン以外の液体成分が分解され、発癌性物質に変化することが指摘されていますので、従来型のタバコと同じ健康被害が出る可能性があります。

さらに、周囲の人々への受動喫煙の危険が指摘されています。煙が出ないとされていますが、大量のエアロゾルを吐いています。WHOの報告では、「電子タバコのエアロゾルに受動的にでも曝されると、健康に悪影響がもたらされる可能性がある」とされています。

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