宇宙ビジネスに価格破壊 スペースX社のロケットがテスラ社の電気自動車を宇宙に運んだ理由

宇宙ビジネスに価格破壊 スペースXがコスパ最強ロケット
以下は、記事の抜粋と第1段ロケットの回収動画です。


米宇宙開発ベンチャーのスペースXが2月6日、現時点で世界最大のロケットの初打ち上げを成功させた。価格を従来の3分の1まで下げるめどがたった。Elon Musk氏は次世代ロケットでさらにコストを引き下げ、火星開拓を狙う。テスラで電気自動車(EV)の市場を切り開いたマスク氏が、今度は宇宙ビジネスに価格破壊の波を起こそうとしている。

ファルコンヘビーの打ち上げ能力は大型衛星を運ぶ静止軌道までなら26.7トンで、競合する次世代大型ロケットの倍以上、日本の次期主力ロケット「H3」の4倍だ。輸送能力が高まったことで、輸送単価は従来の3分の1から半分程度、スペースシャトル時代の10分の1以下に切り下がる。Musk氏は、輸送コストを一気に従来の100分の1にしようとしている。

鍵を握るのがロケットの再利用だ。今回の打ち上げでも、3つある第一段ロケットのうち2つは回収に成功。2つとも以前回収したロケットを再利用したものだ。同じロケットを100回以上使うことを目指しており、打ち上げ単価を劇的に下げる狙いがある。

Musk氏は数百人が乗れて地球上では高速航空機としても使える超大型ロケットの開発を始めている。このため18年中に民間人を乗せて月軌道を回る有人飛行計画を凍結し、スペースXの大半の経営資源を次世代ロケットの開発に投入している。

今回の打ち上げには別の意味もある。ファルコンヘビーはMusk氏の私物のテスラ「ロードスター」を積み、映像を通じて世界中にアピールした。テスラはEV新モデルの量産立ち上げが難航しており、市場の視線が厳しくなっている。

スペースXを通じて実行力や経営力をアピールし、テスラの投資家の期待をつなぎとめる。Musk氏にはそんな計算も働いているに違いない。


かなり遅れて響き渡る逆噴射の音と2台揃ってのみごとなソフトランディングに驚きました。

私は、この46歳の投資家Elon Musk氏がファルコンヘビーのスペースX社とEVを作っているテスラ社の両方のCEOであることを今回初めて知りました。ファルコンヘビーがEVのスポーツカーであるテスラ「ロードスター」を積んで宇宙に飛んだ理由がやっとわかりました。

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