イソジンなどのヨード系うがい薬は風邪予防に有効ではない

MedPeerという医療関係者向けのサイトに以下のような質問がありました。


風邪をひくとイソジンうがいを要求されることが多いのですが、かえって害があるという論文があると聞きました。どなたかご存じですか?必要ないと説得するのもめんどうですよね。


以下は、上の質問に対するベストアンサーの抜粋です。


イソジンに関して京都大学の川村孝先生が、以下のホームページで2005年うがい薬の風邪予防効果を発表されています。これが参考になるでしょう。
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/organization-staff/research/doctoral_course/r-116/


元論文のタイトルは、”Prevention of upper respiratory tract infections by gargling: a randomized trial”です(論文をみる)。

以下の図は、上記のホームページに紹介されている論文の図の邦訳です。130 名の被験者を対象に行われたランダム試験で、水でのうがいに風邪の予防効果があることが示されています。一方、イソジンなどのヨード液は効果がありませんでした。理由は不明ですが、ヨード液が口腔粘膜を痛めるためかもしれません。水でうがいをしましょう。

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コメント

  1. 粘膜機能の向上を図るには、
    湯気や噴霧器からの吸引が良いのではないでしょうか。
    個人的には
    ジャーマンカモミールを沸かした湯気や
    通販生活®のどミスト
    を使うようにしています。

    子どもは、人ごみに出たあとはイソジンうがい薬を愛用しています。
    イソジンうがい薬も十分に薄ければ、粘膜機能に害になることはないかと推察します。
    販売元の指示どおりでは濃すぎて、子どもが「これくらい」というまで薄くしています。

    いずれにせよ、私どもは風邪を何年に一回くらいしか引かない「バカ揃い」ですので、実験になりませんが。

    どうも、お邪魔しました。