バイアグラ®(一般名:シルデナフィル)、英国で世界初のスイッチOTC化へ

バイアグラ、英国で世界初の「市販薬」販売へ 危険な偽造薬対策にも
以下は、記事の抜粋です。


米製薬大手ファイザーは11月28日、主力薬である勃起不全(ED)治療薬「バイアグラ」について、英国当局が処方箋なしでの販売を認めたと公表した。処方箋なしでの販売を認めた国は英国が初めて。

バイアグラは現時点で、英国内では「処方箋薬」から「薬局で買える」医薬品に分類し直された唯一のED治療薬。1998年に発売後、ピーク時の2012年には世界での売上高が20億ドルを上回ったが、その後は特許期限切れに伴い減少。ファイザーは市販薬として販売することでブランド価値の拡大を狙っていた。

ファイザーは引き続きバイアグラを処方箋薬としても販売していくが、市販薬が入手できるようになれば、効果が不明な危険な偽造薬の利用が減る可能性がある。英国医薬品庁の長期審査を経て分類が変更された。


お薬110番」に書かれているように、バイアグラ®(一般名:シルデナフィル)は陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ血流をよくする作用でEDを改善します。実際は、陰茎だけではなく全身の血管平滑筋に働いて血管を開くために、心臓病など持病のあるヒトはもちろん、心臓や血圧の薬などを服用中のヒトは併用により急激に血圧が下がることがあり、非常に危険です。以下は、併用禁忌薬の一覧です。注意する薬はもっとあります。

これまでは医師の処方でしか使用できなかった医薬品を、薬局で買えるようにしたのがスイッチOTC薬です。OTCとは”Over The Counter”の略で、街の薬局のカウンター越しに売られる薬、つまり市販薬のことを指します。医療薬から市販薬にスイッチされたということから「スイッチOTC」といいます。

緊急避妊薬ですらスイッチOTC化できない日本ですので、英国のようにバイアグラ®が一般の薬局で売られるようになるとは思えません。それにしても、上に書いたように、これほど使用が難しい薬がOTC化されるということは、それだけネットでは危険な偽造訳が売られているということだと思います。個人輸入やネットでの購入にはくれぐれも気を付けてください。

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