「銀行が消える日」がやってくる

「銀行が消える日」がやってくる
「お金を貸して金利の差で儲ける」という銀行の昔からのビジネスモデルが、既に崩壊していることが良くわかる興味深い記事です。以下は、記事の抜粋です。



金利の低下で、銀行業務そのものが急速に儲からなくなっている。日本の銀行の伝統的なビジネスモデルは、広く預金を集めて企業などにお金を貸し、その金利差で儲けるというもの。ところが低金利によって、その金利差がほとんどなくなっている。

さらに、銀行から資金を借りるところが激減している。預金が貸し付けに回っている割合を示す「預貸率」は68%に過ぎない。預金と貸出金の差額は何と244兆円に達している。資金調達手法が多様化していることで、銀行にお金を借りに来なくなっているのだ。

さらに、人工知能(AI)やフィンテックと呼ばれる金融技術の進化によって、銀行業務そのものが「消える」可能性が出てきている。今進んでいることは、銀行を介さずに携帯電話端末の間だけで決済ができてしまう新しい仕組みの進展だ。

欧州のプライベートバンクは、かつては企業向けの融資なども行っていたが、利ざやが小さくなるとともに貸金業務から撤退、今のような富裕層の資産運用を行うビジネスモデルへと変化していった。顧客を担当するリレーション・マネジャーは原則として交代はなく、生涯にわたって顧客と付き合い、細々とした相談にのる。数年で担当がぐるぐる変わる日本の銀行とは発想が違う。おそらく、こうした業務は簡単には機械に置き換わらないだろう。

果たして日本のメガバンクは生き残っていけるのか。どんなビジネスモデルに転換し、そこで働く人材はどんな人たちが求められるのか。ここ数年では予想できないほどの大変化が起きる可能性もありそうだ。


断末魔の銀行からの怪しい誘いに乗らないように気を付けましょう。特にお金持ちの高齢者は狙われています。1つの銀行から提案があれば、他の銀行にも相談するのが安全です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする