従業員を転籍、元の職場に派遣…正社員・契約社員・派遣社員の問題

従業員を転籍、元の職場に派遣 リンクトブレイン
以下は、記事の一部です。


人材派遣のリンクトブレイン(東京・千代田)は顧客企業の従業員を部門やプロジェクト単位で転籍させ、派遣社員として元の職場に送り込むサービスを始める。従業員には転籍前と同額の給与を保証する。利用企業は人件費を変動費にできるほか、派遣人材の質に悩まされなくなる。事業再編のペースが速いIT(情報技術)業界やゲーム業界での利用を見込む。正社員や契約社員、アルバイトの同意を取ることが前提で、1社につき最大…


この記事に対するtogetterはてなブックマークのコメントをいくつか紹介します。


●「リンクトブレインは派遣社員を募集して探す手間が省ける利点があるため、派遣料金内のマージンは通常の派遣サービスよりも10~15%安くできる見込みという。」
要するに10~15%の手数料で、従業員の首を好きに飛ばせる権利と給与を固定する権利を買いませんかってことじゃないのこれ。

●明らかな脱法行為だろう。。これを認めている理由が分からない。「同意を取る」っても拒否したらクビなんでしょ?

●人の生き血をすするゴミどもめ

●人材派遣業はハローワークを除いてはすべて滅ぼすべきだ。中間搾取を防ぐためだけでなく労働者の権利を守るために。

●こうやってなし崩しで範囲が拡大するんだよ。国民に対する不利益は「小さく産んで大きく育てる」なのでもう止められない(´・ω・)

●労組と労働者を分断する夢のソリューションワロタ。

●ほんと人材派遣はただの略奪者だよ。

●マイルドリストラ。国のトップが派遣の正社員化を後押しするとか言っている一方で正社員を部門単位で派遣にするミラクル技が。派遣法が国を滅ぼしそう。


これらのコメントのほとんどは、上の「新しいサービス」に対して批判的ですが、実質的に同じ雇用が続けられるのであれば、飛びつきたいヒトも組織も多いと思います。ということで、たとえ「抜け穴」サービスだとしても、法的に問題がないなら、多くの人材派遣会社が追従するのではないでしょうか。

正社員とか非正規社員とかの問題が出てくる時にいつも思うのは、政府の言っている「同一労働、同一賃金」ではだめで、非正規社員あるいは有期雇用の従業員の賃金を、同じ労働をする正社員あるいは無期雇用従業員よりも高く(例えば20~50%)したら良いのにということです。そうすれば、リスクを取れる優秀な人材が流動化するでしょうし、雇用による差別意識・非差別意識も変わると思います。

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コメント

  1. あ* より:

    政府の言っている「同一労働、同一賃金」は、手取りが同じになるというだけのようなので、社会保険、健康保険の負担が労働者当人に全額、かかってしまうことが計算に入っていませんね。もし、社会保険、健康保険の負担分も含めた実質的な「同一労働、同一賃金」をやろうとすると、記事にお書きのように非正規社員あるいは有期雇用の従業員の賃金は、無期雇用の従業員の賃金よりも高くなります。

  2. 今、思ったのですが、
    講師=大学の従業員と考えれば、
    少なくとも政府の言っている「同一労働、同一賃金」を実現するには、
    「手取りが同じになる」ようにすべき…
    ということになります。

    大学がたくさん潰れそうですね。

    ドイツに行ったとき、愛知教育大学の地学教室で非常勤講師は月額いくら貰えるのか訊かれたので4万円で交通費なしだと答えたら、
    「あはは〜あんたの授業なんか聴く人が殆どいなかったてことだね!」
    と爆笑されました。え? そんなことはありませんが? 何ですと?
    聞けばドイツでは、講義室がいっぱいになるような授業ができる人は、ギャラが高いそうです。