鯉の放流事業

関連記事に書いたように、鯉は「オーストラリア最悪の淡水有害生物」と呼ばれており、鯉を殺すヘルペスウイルスを使った駆除計画が進んでいます。それはオーストラリアに生息する多くの在来種の魚が、鯉の繁殖によって絶滅の危機に追いやられており、年間約405億円(3億8000万米ドル)にものぼる被害を生んでいるからだそうです。また、鯉は世界の侵略的外来種ワースト100にも入っています。

日本でも、コイは多くの在来種を絶滅の危機に追いやっていますが、「在来種」であるために駆除の対象ではありません。むしろ、「善意の放流」が各地で行われています。私の身近でも西宮の津門川(つとがわ)で放流が行われたようで、おどろくほどの数の鯉が泳ぐのを橋の上からもみることができます。どの鯉もものすごく太っています。ヘルペスの流行時は一時的に数が減ったそうですが、今はその数が戻っているようです(記事をみる)。

鯉の放流に反対する声は、以下のように、かなり前からネットでは散見されます。
五反田川、貢川錦鯉放流から考える、「何故放流事業はやめられないのか」
錦鯉放流により川の生態系を破壊する団体とそれを無批判に報じるメディア
錦鯉の放流は何故「絶対に」あってはならないのか

しかし、マスメディアは、下の写真のように「錦鯉の放流」を「地域の催し」として報道するだけで、在来種を駆逐する可能性などについてはまったく触れていません。

鯉の放流事業をやっている市の担当者が無知で、鯉の納入業者が既得権を守りたいだけなのでしょうか?

関連記事
オーストラリアではコイヘルペスウイルスを使った鯉の駆除が始まる

コメント

  1. あ* より:

    日本では在来種なので、駆除しないで、
    どんどん捕獲して食べたらいいでしょう。

    もっとも、放射能汚染の時代ですから、
    測って食べることがリスク管理=PTSD予防として大事です。
    例:
    http://beguredenega.com/

    猫さまが食べたいというのであれば、猫さまを大事にするブロガーさんにお願いすればいいと思いました。