小中学生の剣道で突きが禁止されているのに銃剣道を教える矛盾

銃剣道は本当に「追加」された? 現行の学習指導要領でも実は…文部科学省は」という記事に書かれているように、2017年3月31日告示された新学習指導要領の中学校・保健体育の項の「内容の取扱い」が変更され、小中学校で銃剣道を履修させることができるようになりました。以下がその変更された文章です。


「学校や地域の実態に応じて、空手道、なぎなた、弓道、合気道、少林寺拳法、銃剣道などについても履修させることができる」


これは、以前に書かれていた「地域や学校の実態に応じて、なぎなたなどのその他の武道についても履修させることができる」というのが変更になったそうで、「その他の武道」を具体的に書いただけと解釈することもできますが、最近の教育勅語と共に軍国主義教育復活ムードの1つとしてメディアから叩かれています。

私は銃剣道について全く知らなかったので、少し調べてみました。下の写真のように、実際の銃剣ではなく竹刀のようなものを使うようです。この道具は「木銃」とよばれ、中学生以上は長さ166cm、重さ1,100グラム以上、小学生以下は 133.5cm、重さ800グラム以上のものを使うように決められています。木銃の先にはタンポと呼ばれるゴムがついていて、突き技の衝撃をやわらげているそうです。

しかし、以前から武道として行われている剣道では、小中学生の場合、「突き」は危険な技として禁止されています。以下の記事に詳しい説明があります。
小中学生の剣道で突きが禁止されている理由

こんなものを小中学校で教えても良いとする文科省もふざけていますが、どう考えても普及する心配はなさそうです。

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