文科省元幹部「天下り」あっせんを産む「支配する者とされる者」の関係

文科省「天下り」あっせん、早稲田大が口裏合わせに応じていた 鎌田総長は「癒着はない」と釈明

以下は、記事の抜粋です。


文部科学省の吉田大輔・前高等教育局長が2015年に省内の「天下り」あっせんを受け、早稲田大学の教授(任期付き)に再就職していたとされる問題で、内閣府の再就職等監視委員会(監視委)が1月20日、文科省が国家公務員法に違反して組織的に「天下り」をあっせんしたとする調査結果を公表した。朝日新聞デジタルなどが報じた。 吉田前局長のケースのほかに9件で国家公務員法違反のあっせん行為などがあり、うち2件では、当時の文部科学審議官だった前川喜平・事務次官が直接関与していたと認定した。


文科省と大学の関係は、完全に「支配する者とされる者」の関係です。

高額の大型プロジェクトが獲得できるかどうかで、大学の運営が大きく左右されるのですから、当然のことかもしれませんが、はるかに年下の文科省の係長クラスの担当者に学部長がヘコヘコしているのを最初に見たときはショックを受けました。

早稲田のような有力私立大学でも、報道されたような利益供与・便宜許与をあてにしている(総長は否定しています)のなら、国立大学、特に地方国立大学などの立場はもっともっと悲惨です。学長でも文科省の課長には頭が上がりません。

残念ながら、文科省が各大学の予算を自由にできる状況が続く限り、つまり永遠に、この「支配する者とされる者」の関係は続くと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする