インフルエンザのワクチン接種、本来は皮下注ではなく筋注

医療関係者サイトm3の「診断治療に関する質問」で以下のような質問がありました。

ワクチン接種に際して皮下がいいのか、筋注でもいいか、どちらでもいいか、御教示下さい

以下に、読者からの回答をいくつか紹介します。


添付文書: 用法に皮下と明記されているので、日本国内では皮下にするのが無難だと思います。

国外では筋注も常識: pHが7前後で、筋組織への悪影響が少ない薬剤ならば、筋注の方がメリットが多い。過去に抗生剤などで筋注時に筋障害が大きかったことが皮下注中心の推奨になり、以後何事もないために修正されてこなかったと理解している。そろそろ検討をしても良いのかもしれない。

筋肉注射が基本です: 世界の治験論文をみれば一目瞭然、筋肉注射で行われています。不活化ワクチンは全て筋肉注射が基本になっています。日本も、そのように変更になります。日本小児科学会の動きもそうです。スルピリンの解熱剤、抗生物質の筋肉注射の乱用で筋肉萎縮を来した患者が多発して、裁判で製薬会社及び国が敗訴または損害賠償の和解勧告などを受けて、筋肉注射をしないことに日本は舵を切ったのですが、予防接種までそうしたのは明らかな間違いです。是正すべき時が来ていると思います。


私は何も考えず、添付文書に従って皮下を指示してきました。これからは、少し引っかかりながら、やはり皮下を指示すると思います。早く、日本も変わることを願います。