卵とピーナッツは幼児のうちに口にすべき 英政府機関、アレルギー発症リスク低下を認める

卵とピーナッツは幼児のうちに口にすべき 英政府機関、アレルギー発症リスク低下を認める

以下は、記事の抜粋です。


卵とピーナッツは生後4~6か月から摂取することで、それぞれに由来する食物アレルギー発症リスクを低下させることができることを確認したと、英国の複数の大学による共同研究チームが発表した。

研究は、1946~2016年に発表された、食品とアレルギー、免疫システムの関係を調査している論文1万6289件から、信頼性が高いと確認された論文146件を分析。 その結果、生後4~6か月の間に卵を食べ始めた子どもは、それ以降に食べた子どもに比べ卵アレルギー発症リスクが40%低下。さらに、4~11か月の間にピーナッツを食べた子どもは、そうでない子どもに比べリスクが70%以上低下していた。 牛乳、貝を含む魚類、アーモンドを含む木の実、小麦については、早期摂取でリスクを軽減できるとするエビデンス(科学的証拠)は確認できなかったという。

ただし、食品アレルギーを含めた何らかのアレルギー発症が確認されている乳幼児では、接種前にまず医療機関で診察を受けるようコメントされている。


元論文のタイトルは、”Timing of Allergenic Food Introduction to the Infant Diet and Risk of Allergic or Autoimmune DiseaseA Systematic Review and Meta-analysis”です(論文をみる)。

調査結果を受けて英国食品基準庁は、卵とピーナッツの早期摂取の利点は認めつつ、「(英国政府のガイドラインに従い)生後6か月までは母乳などミルクを主体とし、その後の摂取を検討してもらいたい」としているそうです。抗原によってアレルギー発症を抑制したりしなかったりするのが不思議ですが、かなり信頼できる結果だと思います。