父と母 別の女性の3人の遺伝子を持つ子どもが誕生

父と母 別の女性の3人の遺伝子を持つ子どもが誕生

以下は、記事の抜粋です。


母親の卵子の核を、ほかの女性の卵子に移植して受精させることで、父親と母親、それに別の女性の3人の遺伝子を持つ子どもが、アメリカの医師らによって生まれていたことがわかりました。

この出産を担当したのは、アメリカ・ニューヨークにある不妊治療のクリニックの医師らで、ことし4月に男の子が生まれたとしています。男の子の母親は、卵子の核の外側にあるミトコンドリアという器官の中に子どもに脳症を引き起こす遺伝子があり、2人の子どもをこの病気で亡くしたということです。

このため、クリニックでは、母親の卵子の核を、核を取り除いたほかの女性の卵子に移植して、正常なミトコンドリアを持つ卵子を作り、これを父親の精子と受精させ、母親に戻したところ、男の子が生まれ、健康に成長しているということです。

この治療はアメリカでは認められておらず、メキシコで行ったとしています。父親と母親、それに、別の女性の3人の遺伝子を持った健康な子が生まれたのは初めてではないかとされており、医師らは、死に至る病気を防ぐことができたとしている一方、将来、子どもの健康に影響が出ないかや倫理的な問題がないかなどをめぐって議論を呼びそうです。


ゲノムDNA量とミトコンドリアDNA量を考えると、できた子供のDNAの99.999%以上は、父と母から来ているので、わざわざ「3人の遺伝子を持つ」とか言って騒ぎ立てるほどのことではないと思います。

また、同様の方法によるミトコンドリア病の治療は、昨年すでにイギリスで承認されており、以下のような詳しい記事があります。

世界初、英議会で承認された「卵子核移植」とは?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする