老後に対する悲観的な展望が、長生きしたいという気持ちを削いでいる

いくつまで生きたいですか?

以下は、記事の抜粋です。


米国コロンビア大学の研究者らは、若者から中年にかけての米国成人に、何歳まで生きたいかと彼の性格特性との関係について検討した結果、6人に1人以上の人が80歳までに死にたいと考えていることが明らかになった。

何歳まで生きたいかという個人の願望には、今の年齢や性別、学歴との関係はみられなかった。

研究チームは、18-64歳の1,600名に対する電話調査のデータを解析し、3分の1が80代までか平均寿命まで生きたいと答えたことも明らかにした。4分の1は90代までか平均寿命よりも少しは長く生きたいと答えたという。残りの者は100歳以上まで生きることを希望した。

参加者の平均年齢は42歳で、半数が女性、33%は大学卒業者だった。

調査の結果、全体的な幸福について調整すると、老後へのポジティブな観測の少なさが、短い老後を望むことに関連付けられたという。対照的に、老後へのネガティブな観測の少なさは、より長い寿命への期待に関連付けられた。


元論文のタイトルは、”Old age expectations are related to how long people want to live”です(論文をみる)。

最後の結論が少しわかりにくいので、英語の原文を紹介します:”pessimistic expectations of life in old age can undermine the desire to live up to and beyond current average life expectancy”「老後に対する悲観的な展望が、長生きしたいという気持ちを削いでいる」ということだと思います。

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