鼻スプレー型インフルエンザワクチンはの効果は注射型の1/20以下

鼻スプレー型インフルエンザワクチンは避けるべきとの勧告

以下は、記事の抜粋です。


鼻スプレー型のインフルエンザワクチンは効果が低いため使用すべきではないとの見解を、米国小児科学会(AAP)が発表した。AAPによると、2016~17年のインフルエンザシーズンには、生後6カ月以上の小児はもれなく季節性インフルエンザの予防接種を受ける必要があるという。

米国疾病管理予防センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)によると、2015~16年、鼻スプレー型ワクチンの2~17歳の小児における有効性はわずか3%であったのに対し、注射型ワクチンは63%であったという。

AAPはさらに、特定集団へのワクチン接種に特に力を入れるよう勧告している。たとえば、全ての医療従事者、インフルエンザによる合併症リスクを上昇させる疾患をもつ小児~10代、5歳未満(特に2歳未満)の小児を含むハイリスク児に接触する家族や保育者などが対象となる。 妊娠中および授乳中の女性もワクチンを接種する必要があるという。

妊婦がワクチンを受けることで、生まれる児にも生後6カ月まで予防効果が得られる。また、授乳でも新生児の予防効果を高めることができる。


約1年前の関連記事で、「点鼻スプレー型」のインフルエンザワクチン「フルミスト®」について紹介し、以下のような欠点があるのであまり普及しないだろうと書きました。

・2歳以上50歳未満の年齢制限がある
・価格が注射タイプのものよりも高い
・国内未認可のため重篤な副作用が現れた場合、救済制度が適用されない

まさか、効果がこんなに低いとは思いませんでした。関連記事で引用した記事には、「接種方法が簡便なため、すでに欧米では主流のワクチンだ。また、その効果は、約1年も維持される。」と書かれています。誇張と虚偽の記載があると思います。

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