イギリスの国民投票後の世界はどうなるか?

イギリスの国民投票後の世界はどうなるかを考えてみました
以下は、記事の抜粋です。


第一に、今回の国民投票は必ずしも法的拘束力があるものではなく、最終的な決定は議会でなされなければならない。とはいえ、今回の国民投票の結果を無視することはできず、いかに残留派が議会内には多いとはいえ、離脱する方向でこれからEUと交渉するということを決定することになると思います。

第二に、EUから離脱するためには長い時間がかかる交渉が必要となります。この時間がどのくらいかかるか全くわかりませんが、2年から3年くらいはかかるのではないかと思われます。離脱派が勝ったとはいえ何も変わらないという失望感や残念な思いが募るような状況が生まれる可能性は高いと思います。

第三に、離脱派の中心であったボリス・ジョンソン議員を軸とした内閣がEUと交渉をして、望ましい結論を得られるかどうか、またEUとの交渉以外の政治をきちんとマネージできるかどうかについては、やや疑問を持っています。これが離脱派に対する失望感とつながってしまう可能性も考えられます。

第四に、2020年までは選挙がない状態が続きます。EUとの交渉の進捗具合や国民の離脱派に対する失望が高まると、残留派が多くいる議会では解散の動議が出る可能性があります。離脱派の勢いが落ちているのであれば残留派が優位に選挙を進め、残留派が勝利するという形になるのではないかと考えます。そうなると離脱交渉が中断され、結局現状維持に戻る可能性もあるのではないかと思います。

なので、今回の国民投票で見せた国民の不満はずっとくすぶり続け、よほどのこと(例えば想定外の経済成長など)がない限り、国民投票への欲求や不満のはけ口を求める声はこれからも続くように思います。

イギリスの政治はこれまでもずっと欧州懐疑派との緊張関係の下で続いており、それが今回の国民投票を経ても、まだ続くということは変わらないのだと思います。そういう意味では、今回は歴史的な出来事ではありますが、1973年からずっと続く、イギリスとEUの間で起こってきたことの延長線上にある出来事だとも言えます。


世界同時株安など、先週の金曜日からずっと、イギリスのEU離脱のニュースで大騒ぎでしたが、離脱したら具体的に世界がどうなるのか?については良くわかりませんでした。

今でも良くわからないのですが、急に具体的に何かが変わるわけではないことだけは、上の記事を読んでわかりました。人々の意識は変わるかもしれませんが、、、

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする