タバコの葉でインフルワクチン量産…これは良いかも!

田辺三菱、タバコの葉でインフルワクチン量産 新型ウイルスにも迅速対応
以下は、記事の抜粋です。


田辺三菱製薬は、タバコの葉を用いてインフルエンザワクチンを量産する技術を今後実用化し、2020年度から米国やカナダで製品を販売する方針だ。ワクチン製造の期間を短縮し、新型ウイルス流行時に迅速に対応できる可能性がある。

インフルエンザワクチンは現在、ニワトリの有精卵でウイルスを培養し、人の体内で作用しないよう「不活化」処理をして生産するのが一般的。ただ、培養に時間を費やすため、世界的大流行が起きた際、大量に生産するには半年程度かかる。

田辺三菱の手法は、遺伝子組み換え技術を使う。栽培中のタバコを特殊な遺伝子を組み込んだ細菌に感染させ、葉の部分でワクチンのもととなる成分を生み出す。この成分は人の体内に入っても毒性がなく、収穫した葉から精製して取り出す。

順調に開発が進めば、17年度に米国とカナダで最終の臨床試験に入り、予防効果を検証する。米国のインフルエンザワクチン市場は2500億円規模といい、田辺三菱は収益の柱に育てたい考え。日本国内での販売も検討する。


現在、日本で作られ使用されているワクチンの多くは上の記事に書かれているように、鶏卵を用いて作られています。そのため、卵アレルギーの患者には使えません。

タバコは遺伝子組換えが簡単な植物として良く知られています。日本での栽培が許可されれば、タバコ増税などのタバコ規制策に反対している農家の保護にもなるし、タバコアレルギーを恐れてタバコを止めるヒトが増えるかもしれません。生産効率だけでなく、反タバコ的立場からもなかなかおもしろいアイディアだと思いました。