報道の自由世界ランキング、 日本は72位で台湾や韓国よりも下位、「国家機密」を報道できないため

報道の自由、世界で低下 日本72位に後退 「国境なき記者団」報告

以下は、記事の抜粋です。


パリに本部を置く国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」は4月20日、2015年の世界での報道の自由に関する報告書を発表した。報道の自由は世界的に低下しており、とりわけ南米地域で損なわれたとしている。

RSFは、メディアの独立性や自己検閲、法の支配、透明性などを基準に世界180か国を評価する「世界報道の自由度ランキング(World Press Freedom Index)」を発表。日本は、安倍首相に迎合する自己検閲が行われているとの理由で、前年の61位から72位へと後退した。

RSFのChristophe Deloire事務局長は取材に対し、「われわれは、新技術により(当局が)自分たちのメッセージや情報を低コストで意のままに流布することが可能となる、新たなプロパガンダの時代に突入している。一方でジャーナリストがその障壁の役割を果たしている」と述べた。


RSFが発表したのは”2016 WORLD PRESS FREEDOM INDEX”、報道の自由度のランキングとそれに従って色分けした世界地図をみることができます(INDEXをみる)。

RSFの日本についてのコメントは以下の通りです(太字はブログ著者による)。

Don’t mess with “state secrets”
The Japanese media, which are among the most powerful in the world, are free to cover what they want except “state secrets.” This rather vague category is protected by a very harsh law that deters journalists from embarking on investigations. The Fukushima nuclear disaster, the imperial family’s personal lives and the defence of Japan are all “state secrets.”

以下は、私の訳です。

「国家機密」に触れてはいけない
日本のメディアは、世界で最も強力なメディアの一つなのだが、「国家機密」を除いて自由に報道することができる。この「国家機密」というかなり曖昧カテゴリは、非常に厳しい法律によってジャーナリストの取材から守られている。福島原子力災害、皇室の個人的な生活と日本の防衛は、すべて「国家機密」に該当する。