卵アレルギーの原因作れないニワトリ誕生 ゲノムを編集 でも卵はマダ

卵アレルギーの原因作れないニワトリ誕生 ゲノムを編集
以下は、記事の抜粋です。


卵アレルギーの主要な原因物質(アレルゲン)を作れなくしたニワトリを、ゲノム編集技術で誕生させることに成功した、と産業技術総合研究所や農業・食品産業技術総合研究機構などのチームが発表した。受精卵を使って製造するワクチンなどの医薬品の安全性向上や、低アレルゲン性の卵の開発などにつながりうる成果という。

ゲノム編集は、狙った遺伝子を壊したり置き換えたりできる技術として注目されている。ただ、ニワトリの卵は、受精から産み落とされるまでの24時間で細胞分裂が大幅に進むため、この技術を使いにくかった。


元論文のタイトルは、”Targeted mutagenesis in chicken using CRISPR/Cas9 system”です(論文をみる)。また、総産研の以下の記事に詳細が書かれています。

ゲノム編集でニワトリを品種改良-低アレルゲン性卵の生産へ道筋-
論文のタイトルからわかるように、この論文はニワトリを含む家禽類で初めてゲノム編集を行ったことがポイントです。

しかし、肝心のオボムコイド遺伝子を欠失させたニワトリが卵を産めるかどうか、産んだ卵が卵としての食用に耐えるような味かどうか、などはまだ調べていません。