青バナナ発酵させた粉末、インフル予防効果期待?

青バナナ発酵させた粉末、インフル予防効果期待
以下は、記事です。


食品開発ベンチャーのファーマフーズ(京都市西京区)は11月19日、未成熟な青バナナを発酵させた粉末にインフルエンザの予防効果が期待できると発表した。高齢者が一定期間摂取したところ効果が見られたといい、今後も研究を進めていくとしている。

研究は府立医科大や食品会社などと共同で昨年11月~今年3月、リハビリテーション病院に入所する75歳以上の男女64人の協力を得て実施。2グループに分かれ、青バナナの発酵粉末と、効果のない偽薬を、それぞれ1日1回、3週間飲み続けてもらい、インフルエンザや肺炎などの発症の有無を比較した。

その結果、偽薬を飲んだグループでは32人中6人がインフルエンザにかかったのに対し、発酵粉末のグループでは発症者がいなかった。肺炎でも偽薬は14人が発症したが、発酵粉末は7人だったという。

同社は「青バナナに含まれる何らかの化合物が体内に入ることで、ウイルスを攻撃する免疫力が高まったのではないか」としている。


食品開発ベンチャーが自社の活動について報道してもらえば嬉しいのは当然として、ソースについて何の情報も提供せずにこのような記事を掲載する読売新聞には驚きます。京都府立医大の誰がどう関与しているのかも書かれていません。会社が大学の名前を利用しているだけの可能性もあります。

ワクチン接種についても書かれていません。ワクチンを接種しているかどうかで結果は大きく影響されるはずです。接種なしで比べないとあまり意味はないと思いますが、この年齢のグループに接種しないで試験するというのは、少し倫理的に問題があると思います。

「何らかの化合物」とか言って、青バナナ発酵粉末の有効成分も同定していないのでは、許可制の「特定保健用食品」(トクホ)はもちろん、その下のレベルの「栄養機能食品」や「機能性表示食品」にもならないでしょう。

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コメント

  1. あ* より:

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    また読売さんですか。
    真っ当な科学記者が必要ですね。
    印象操作に終始するのは、困ります。