心血管系の病気を発症したヒトは塩分摂取量が多く、塩分を多くとるヒトは心血管系の病気になりやすい

塩分の多い食事はやはり心臓の病気を近づける
以下は、記事の抜粋です。


食事で取る塩分が多いと、ほかの原因と無関係に、心臓や血管の病気になりやすくなるようだ。

フィンランドのオウル大学などの研究グループが、European Journal of Clinical Nutrition誌の2015年9月号で報告したもの。

研究グループは、1991年~93年から約19年間追跡された1000人以上(平均年齢51歳)の詳細なデータを分析した。約720人は研究開始時に1週間の食事記録をつけており、食事で取る塩分を計算している。分析の結果、研究開始時の塩分摂取量が増えると、血圧が高まったり、悪玉のLDLコレステロールが増えたりしていた。

追跡期間中に心臓や血管の病気を発症した人(101人)は、発症しなかった人(590人)と比べて、研究開始時の塩分摂取量が多かった(平均1日1000キロカロリー当たり2010 mg対1850 mg)。心臓や血管の病気の発生率は、塩分を取る量で4つに分けた最も多いグループにおいて目立っていた(22%、以下、順に16%、10%、11%)。

年齢、BMI、ウエスト、喫煙などの条件を織り込んで分析すると、ほかの要素とは無関係に、心臓や血管の病気になりやすくなっていた。


元論文のタイトルは、”Dietary sodium intake and prediction of cardiovascular events.”です(論文をみる)。

こういう「当たり前」のようなデータを示した論文は意外と少ないので、患者さんに説明する根拠としてありがたい論文です。少なくとも、血圧が高くて降圧薬を飲んでいるヒトは塩分を控えた方がよさそうです。

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コメント

  1. あ* より:

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    塩分摂取量と言いますが、
    “sodium intake”
    =ナトリウム塩摂取量が問題ゆえ
    ミネラルバランスを海の塩と同じにした場合は、どうなるのか?
    気になります。