臨床試験中のエボラ出血熱のワクチン(VSV-ZEBOV)が効果100%! Lancetに報告

試験中のワクチン「効果100%」=エボラ熱でWHO
以下は、記事の抜粋です。


世界保健機関(WHO)は7月31日、西アフリカのギニアで続けてきたエボラ出血熱のワクチン「VSV-EBOV」の臨床試験に関し、「目下のところ100%の効果を示している」と発表した。

エボラ熱にはこれまで有効なワクチンや治療薬はない。チャン事務局長は「極めて有望な進展だ」と強調。今後、ワクチンの試験は大詰めの段階に入る。ワクチンはカナダ政府系研究機関が開発した。

エボラ熱の感染は2014年3月ごろからシエラレオネ、リベリア、ギニアを中心に広がった。一連の流行で2万7700人以上が感染、約1万1300人が死亡している。


臨床試験の結果が掲載されている雑誌は、Lancetで論文のタイトルは、”Efficacy and effectiveness of an rVSV-vectored vaccine expressing Ebola surface glycoprotein: interim results from the Guinea ring vaccination cluster-randomised trial”です(論文をみる解説をみる)。

臨床試験では、エボラ熱ウイルスに接触した7651人のうち、4123人を接触直後にワクチン接種を受けるグループ、3528人を接触から21日後に接種を受けるグループに無作為に振り分けました。

その結果、ウイルスに接触した直後にワクチン接種を受けた人は10日経っても、エボラ熱を発症しなかったが、21日後にワクチンを接種されたグループでは16人が発症したそうです。

臨床試験のやり方に批判もあるようですが、スポンサーのWHOは、この結果にかなり満足しているようです。私も素晴らしい結果だと思います。富士フィルムの株が値下がりしたりするのでしょうか?

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