「その学部、本当に必要?」 全国立大に見直し通知した文科省文科省がいう「ニーズがある分野」とは?

その学部、本当に必要? 全国立大に見直し通知、文科省
以下は、記事の抜粋です。


文科省は6月8日、全86の国立大学に、既存の学部などを見直すよう通知した。主に文学部や社会学部など人文社会系の学部と大学院について、社会に必要とされる人材を育てられていなければ、廃止や分野の転換の検討を求めた。国立大に投入される税金を、ニーズがある分野に集中させるのが狙いだ。

国立大には、法人化された2004年度以降、6年ごとに「中期目標」を作って文科省に提出する義務がある。6月末が16年度からの目標案の提出期限で、大学の認可を受けるには、目標が通知の趣旨に沿っている必要がある。

通知は「特に教員養成系や人文社会科学系学部・大学院は、組織の廃止や社会的要請の高い分野に転換する」ことを求めた。例えば、人文社会系の卒業生の多くがサラリーマンになるという実績を踏まえ、大学は地元で必要とされている職種を把握。需要にあった人材を育てる学部に転換するなどといった想定だ。


文科省が考える「ニーズがある分野」というのはどんな分野なんでしょうか?「当該学部を出て就職できる分野」だと考えると、卒業生の多くがサラリーマンになれる人文社会科学よりも、オーバードクターが溢れる生命科学系の方が「ニーズがない分野」に該当すると思います。工学部の電気系にしても、サンヨーが潰れ、ソニーやパナソニックや東芝が傾き、シャープも潰れかけている現状をみれば、それほど「ニーズがある分野」だとも思えません。

昨日のブログで話題にした「憲法学者」などを撲滅したいという政府の気持ちのあらわれではないと思いますが、滅びの始まりの嫌な空気を感じます。人文社会系が中心の神戸大も他人事ではありませんが、一橋大はどうするのでしょう?

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