睡眠薬・抗不安薬、処方量でも…依存症

睡眠薬・抗不安薬、処方量でも… 依存症にご注意
以下は、記事の抜粋です。


医師から処方された睡眠薬・抗不安薬を飲んでいて、薬物依存になってしまう患者がいる。薬をやめられなくなったり、やめた後に離脱症状が出たりして、苦しんでいる。広く使われている薬だが、量を減らす試みも始まっている。

ベンゾジアゼピンの常用量依存とは、医師が治療のために処方する常用量でも長期間使うことで薬の依存が起きる状態を指す。8カ月以上続けるとなりやすいという報告もある。薬をやめると離脱症状として不安や、不眠、発汗、けいれん、知覚過敏などが出ることがあるとされる。


処方量でも依存症になるヒトがいるという重要な情報なので、朝日新聞もケチケチしないで全文を公開して欲しいというのがまず第一の感想。

睡眠薬・抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬物)の薬物依存と依存からの離脱について詳しく書かれていることで有名なアシュトン・マニュアルには、「多くの医師は、ベンゾジアゼピン長期服用者に対して離脱を指導する知識や専門技術をほとんど持ち合わせていません。」、「アルコールや違法ドラッグを扱う依存治療施設は、ベンゾジアゼピン服用者には適していません。」、「いかなる離脱専門の医療機関も存在しません。」などの英国と米国での現実が書かれており、マニュアルは、「1. ベンゾジアゼピン長期服用は、脳に永続的損傷をもたらすか?2. 何故、離脱成功後(しばしば長期間経過して)、ベンゾジアゼピン離脱症状の明らかな再発が出現するのか?3. 断薬(離脱)後、離脱症状が持続する場合、ベンゾジアゼピン治療を再開すべきか?」の3つの問に答える目的で書かれたことが説明されています。

私の周辺でも、べンゾジアゼピンの常用依存」という病気の存在すら認めない精神科医がほとんどです。アルコールと同じで、長期に服用しても依存にならないヒトも多いので、認知されにくいのだと思います。3ヶ月をこえる連続的な投与を禁止するルールでも作らないと犠牲者は減らないような気がします。

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