ビタミンA欠乏に遺伝子組み換え「スーパーバナナ」

遺伝子組み換え「スーパーバナナ」、初のヒト試験へ
以下は、記事の抜粋です。


遺伝子組換え(GM)技術によって開発されたバナナが、まもなくヒトを対象とした初の試験にかけられることになったと、オーストラリアの研究グループが6月16日、発表した。このバナナによって将来、アフリカで数百万もの人々の栄養状態が改善されることが期待されている。

このプロジェクトは、体内でビタミンAに変換されるα-カロテンとβ-カロテンを非常に多く含んだこの特殊なバナナを、2020年までにウガンダで栽培するというもの。

現在、このバナナは、人体内のビタミンA量をどの程度増加させるのかを計測するために、6週間にわたる試験にかけられる予定となっており、今年末までに最終的な結果が出ることを目指しているという。

バナナは東アフリカ諸国においては主食の地位にあるものの、微量栄養素、特にプロビタミンAや鉄分の含有量が低いという欠点があると指摘し、「ビタミンA不足が及ぼす影響は深刻で、世界中で毎年65万~70万人の子どもたちが死亡し、30万人が失明している」と話した。


途上国ではビタミンAの不足が深刻な問題のようです。関連記事で紹介したように、フィリピンでは、米が主食なので、ビタミンAの前駆物質βカロチンを大量に含むために黄色い色をした「ゴールデンライス」の栽培が計画されています。スーパーバナナはどんな色をしているのでしょう?

フィリピンのゴールデンライスは、遺伝子組換えに反対する活動家の攻撃対象になり、遺伝子組換えイネの試験圃場が破壊されたりしているそうです。原発と同様、ハナから遺伝子組換え植物はダメと決めつけず、より安全性が保障されるような改良を進めることが重要だと思います。

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コメント

  1. taniyan より:

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    tak先生
    お早う御座います、何時も最新情報楽しみにしています。
    画期的バナナですね、早く検証され日本にも入ってくること期待です。
    それでは良い一日でありますように。