心筋梗塞後の食物繊維摂取で総死亡リスクと心血管死亡リスクが減少

心臓発作を経験しても食物繊維の摂取で寿命が延びる!? 
以下は、記事の抜粋です。


米国の 2 つの大規模研究(ナース健康研究と医療従事者追跡研究)の登録者を対象にした前向きコホート研究です。心筋梗塞の発症前と発症後に、食物摂取頻度アンケート行っています。心臓発作後の平均9年間の追跡期間に女性682人、男性451人が死亡しました。

心筋梗塞の発症後の食物繊維の摂取量が、生存率と統計的有意に関係していました。食物繊維は主に朝食用シリアルから摂取されていました。食物繊維の摂取量で人々を5群に分けた比較で、最大グループは、最小グループと比べ、総死亡リスクが25パーセント低く、心筋梗塞で死亡するリスクも13パーセント低くなりました。

本研究は、発症後に食物繊維、特に穀物由来の食物繊維の摂取が多いほど、総死亡リスクと心臓血管疾患による死リスクを有意に低減することを明らかにしました。


元論文のタイトルは、”Dietary fiber intake and mortality among survivors of myocardial infarction: prospective cohort study”です(論文をみる)。

論文にも交絡因子が多いなどの問題点が指摘されていますが、食物繊維が体に良いという結果は認めても良いと思います。ただ、この研究での食物繊維は主にシリアルから摂っているようですので、それ以外の摂り方が有効かどうかはわかりません。カルシウムの場合は、食品から摂るのは良くても、サプリではかえって死亡リスクが高くなるという結果も報告されています。

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