「老人の老人による老人のための政治」からの連想

老人の老人による老人のための政治
以下は、記事の抜粋です。


今年生まれた赤ん坊は5000万円の借金を負い、その祖父は5000万円の贈り物をもらう。この財政的な幼児虐待を止めるのはきわめて困難だ。もらう側の老人は政治的に強い影響力をもっているのに対して、はらう側の若者は数が少なく、最大の被害者は選挙権さえない。

政治家もマスコミも、老人が実権を握っている。社会主義の末期と似たような状況だが、違いはチャウシェスクのような独裁者の代わりに、老人という多数の独裁者が民主的に若者を虐待していることだ。


池田信夫さんにはいろいろと批判も多いですが、この記事、特に上に引用した部分には激しく同意してしまいました。同時に、生物学や基礎医学の研究の世界は、Oさん事件などにみられるように、池田さんが描く一般社会よりもはるかに老人支配の強い、以下に書いたような世界であることを再認識してしまいました。

若者の中にはリーダーになっているようにみえる者もいるけれど、その多くは老人に利用されている者で、都合が悪くなるといつでも切り捨てられる。しかし、それに気づく者は少なく、老人のおこぼれを頂戴して喜んでいる者がほとんどである。彼らの願いは、切り捨てられる事無く、何とか自分が支配者側の人間になるまで生き延びることである。Sさん、あともう一息です。

リーダーになり損ねた者たちは、老人に気に入られた者が切り捨てられた時には、老人や老人に支配された研究者組織ではなく、切り捨てられた若者をよってたかって攻撃する。トカゲのしっぽは切られ、組織は安泰。そういう世界です。

最後の締めも上の記事からの文章がほぼ使えます。「このポストとカネによる若者虐待を止めるのはきわめて困難だ。老人は政治的に強い影響力をもっているのに対して、若者は数は多いが、組織の長の選挙権さえない。(下線部は変更し、他の一部を削除しました)」
ウソだと思ったら、65歳以上の研究者が受けている日本の研究費の総額を計算してみてください。ごくわずかの老人が、巨大な国家予算をお互いに当てっこしながらピペット奴隷をこき使っている実態が浮かび上がってきます。

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コメント

  1. hiro より:

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    私の恩師も、高齢で有名な方々に大きな研究費は持って行かれてしまい、研究費獲得が難しいとボヤいてます。