外国人力士との会食

先日、ひょんな事から、ある外国人力士と会食する機会に恵まれました。日本人も含めてプロスポーツ選手との会食はこれが初めてです。

担当の医師から酒は止められているということで、私はビールで彼はウーロン茶という申し訳ない状況でしたが、非常に楽しい時間を過ごすことができました。以下、彼との会話で印象に残ったことを順不同で紹介します。

1.朝5時から10時まで稽古で、1日2食。しかし、無理に多く食べることはしていない。
2.稽古の間に日本の新聞を毎日読む。わからないことは何でもわかるまで質問して理解するようにしている。山中教授やSTAP細胞のこともご存知でした。
3.多くの医師が彼をサポートしてくれているそうで、スポーツ医学だけではなく、通常の医学知識も豊富。健康には非常に気を使っている。
4.「国技=相撲」とはどこにも規定されていない。「序の口」のように相撲文化に由来する言葉が多いので、「国技=相撲」という感覚が定着しているだけ。
5.歴史上、相撲が存在するのはエジプト、イラン、カザフスタン、モンゴル、韓国だけ。不思議なことに中国には相撲はなかった。プロの相撲があるのは日本だけ。
6.清原を裏切った桑田は好きではない。
7.力士は現在700名いる。多い時代には1000名を超えていた。彼は「前相撲」からスタートし、今は関取。勝てば↑負ければ↓という制度はわかり易くて好き。
8.東京では誰も声をかけてこないが、大阪は違う。やはり関西人なのか。
9.外国に来て初めて自分の国のことが良くわかる(同感です)。
10.モンゴルでは長男ではなく、末男が家督を継ぐのが伝統。長男は外へ出る。
11.日本に来たときはまったく日本語が話せなかったが、おかみさんから小学校の教科書を使って非常に厳しく教えられた。おかげで早く上達した。桑田氏とは違って、体罰に肯定的な意見。
12.場所は1年に6回だが、巡業も入れると約半年は自宅を離れた生活。
13.十両と幕内では付け人の人数や給料も含めてまったく待遇が違う。次の場所では、7人が十両から幕内へ昇進するだろう。
14.外国巡業は楽しい。ヨーロッパ、特にドイツとイタリアに行きたい。中国ではPM2.5のために、焼肉も禁止されているらしい!?
15.スマホとガラケーを2台持ちしていて、会食中も頻繁に通話・通信していました。

最後に、「日本に来て良かったですか?」という私の質問に、「はい」と答えてくれました。忙しい方で、我々との会食の後も、相撲をやめて大阪でマッサージ師をしている友人と会うとのことでした。下は2人で十三の街を歩いているところです。

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