ラーマーヤナ(Ramayana)舞踊劇

プランバナン(Prambanan)寺院群の歴史などについては、ボロブドゥール寺院遺跡などと共に公式サイトに詳しく書かれています(公式サイトをみる)。同じサイトの中に”RAMAYANA BALLET AT PRAMBANAN”というページがあり、ラーマーヤナ舞踊劇が紹介されています(説明をみる)。日本語の公式サイトもあります(サイトをみる)。

ラーマーヤナは、古代インドの大長編叙事詩で「ラーマ王行状記」の意味です。ヒンドゥー教の神話とラーマ王に関する古代英雄伝説をまとめたもので、現在の形になったのは3世紀ごろだと言われています。プランバナン寺院群の建立は8~10世紀頃ですので、ラーマーヤナもその頃に伝わったと思われますが、長い時間を経てインドネシア風にアレンジされ、現在ではジャワ島の文化や音楽を伝える代表的な舞踊劇だとされています。パンフレットによると、”The longest ongoing [1961-2012] and largest Ramayana Prambanan dance in the world” としてギネスに登録されているそうです。

乾季(5月~10月)にはプランバナン寺院群を背景に屋外劇場で、雨期(11月~4月)にはトリムルティ(Trimurti)屋内劇場で演じられます。

トリムルティ(Trimurti)屋内劇場の入り口(上)。開演前から主演のダンサーら(ラーマ王子、シタ姫、白いサルのハノマン)と記念写真が撮れます(下)。

ジャナカ王の前でシタ姫の婿選びのための弓大会が開かれ(上)、ラーマ王子が優勝してシタ姫を獲得しました(下)。ライバルのサルケナカは敗れます。

ところが、サルケナカの兄でアレンカ王国の王ラーワナは弟のためにシタ姫を誘拐することを考え、部下を鹿の姿に変えてシタ姫を誘います(上)。誘いに乗った姫はラーワナに奪われてしまいます。ラーマの味方のジャタユ鳥がシタ姫を奪還しようとしますが、ラーワナに半殺しにされます(下)。ここで前半が終了し、10分の休憩に入ります。

主演ダンサーらは休憩中も記念撮影に応じていました。

後半の開演です。サルの軍団を連れてアレンカに攻め込んだラーマらは、激しい戦闘を経てアレンカ王国に勝利します。下はその戦闘シーンの一部です。

最後は、ラーマに不貞を疑われたシタ姫が自らの身を焼いて純潔を証明する場面で終わります。燃えなくて、めでたしめでたしです。下は焼いているところです。

最後は登場人物が全員ならんでご挨拶(上)。客と一緒に記念写真(下)。

アレンカ王国の兵隊も記念写真OKです(上)。主人公にもなれます(下)。次回は、ライトアップされたプランバナン寺院群を背景に200人の団員で演じられる屋外公演が行われる乾季(5月~10月)に訪れたいと思います。